施設の目的
知的障害者福祉法により、18歳以上の知的障害者であって一般企業での雇用が困難な人たちが入所または通所し、具体的な様々な職業訓練・作業訓練を通して一般企業への就労による自立を目指す職業リハビリテーションの機能を果たす通過施設であると同時に一定賃金を保証する保護雇用(福祉的就労)の場でもあり、入所者においては健康管理、身辺自立などの向上を基礎とした生活自立訓練も重要な柱とした社会自立に向けての社会適応能力の向上を図ることを目的とする。
基本理念
富里福葉苑は『知的障害者の権利宣言(1971.12.20第26回国連総会決議)』を尊重する。すなわち、当苑は当苑が提供する福祉サービスを利用する知的障害(児)者<以下利用者>の権利を保護し、利用者の福祉を確保し利用者が多くの活動分野においてその能力を発揮し得るよう援助し、かつ利用者が可能な限り通常の生活を享受し、利用者が地域社会に受け入れられる事を促進することを基本理念とする。
- 当苑は、利用者の権利を保護するため、いかなる差別、虐待、人権侵害を許さず、また、当苑の福祉サービスの利用を希望するものに対して、その利用を拒まない。
- 当苑は利用者が多くの活動分野で持てる能力や潜在能力を発揮できるようスポーツ、文化活動に積極的に取り組むとともに、必要な人材の育成に努める。
- 当苑は利用者の福祉を確保するために職員に対して必要な研修や教育を行い人材育成・確保に努める。
- 当苑は可能な限り家庭環境に近いスタイルを維持し、環境を整えるとともに利用者にとって安らげる場所となるよう努める。
- 当苑は地域住民と交流する機会を積極的に持つよう施設を地域に開放するよう努め、可能な限り職員も地域への協力を惜しまないよう努める。